コントロール(統制)と有効性・効率性・収益性を両立し、企業の真の価値である知的資産価値の向上を通じて、グループ全体としてバランスのとれた成長と企業価値創造を実現する、真の連結経営を支える経営ビジョンです。
それは相互に関連する【Trinity Model (3層モデル)】、【Integrated-4 (4つの統合)】、【Intellectualize (知価向上)】の3つの ビジョンを継続的に追求することで実現されます。
(コンパクトで強力な)最小限の本部経理・財務機能、グループのプロセスを統合的に管理・運営するシェアードサービスセンターでの会計及び管理業務の実施、ビジネスユニットの意思決定を機動的かつ強力にサポートするチームの3機能が、適切に分業かつ密接に連携し、CEOを補佐するCFOにとっての“One Team”として企業グループ全体のビジネスを統合的に支援し管理する。
Valued Vector Vision 2 :【4つの統合(Integrated-4)】
Trinity Model (3層モデル)を有効に機能させる前提として、グループ全体の経理・財務機能に関するマネジメントを統合し、プロセスを標準化し、それを支えるITシステムを統合的に管理し、集約化可能なトランザクション業務に関してはシェアードサービス等に適切に集中化させるという「4つの統合」を相互に関連性をもって発展させていかなければならない。Valued Vector Vision 3 :【知価向上(Intellectualize)】
■ | 一般にサービスにおける「品質・有効性・サービスレベル」と「経済性・効率性」はトレードオフの関係にあると考えられている。 |
■ | しかし、それは現状と同じシステム(=職場と業務の構造及び人材)に拠っている為であり、重要な事はこのシステムを抜本的に見直し、再構築する事である。 |
■ | このシステムの変革の程度こそが、組織の知的資産価値の向上分と言える。 |
■ | Trinity Model(3層モデル)とIntegrated-4(4つの統合)及び、DeX (業務所要スキルレベル)アプローチを継続的に発展させ、知的資産を継続的に創造する経理・財務を IFA (Intellectualized Finance & Accounting) と呼ぶ。 |